1116 | 外為情報 | はくぶん | 2009-03-15 02:01:43 |
先々週から先週初頭に比べると、やや値を下げている各外貨。 上がっていると言えばユーロくらいか。 10月から12月の日本の経済指標が発表され、 そのあまりの水準の低さに一時大きく円安に傾いたが、 その影響もそろそろ薄れつつある。 大型の経済支援法案が可決され、世界の期待を集めたアメリカだが、 ここで米ドルが足踏み状態になっているところを見ると、 実際にはまだそれほど事態は改善されていないものと思われる。 ビッグ3の行方は一体どうなっているのだろうか。 ユーロが値を上げているとはいっても、なかなか130円の大台には乗らない。 ヨーロッパに依然として好材料が無いという状況を反映しているのは明白。 今後も130円の大台は大きなハードルかもしれない。 そして、それはポンドにとっての140円にも言えることである。 いずれにしても、値が落ち着いて来た感のある昨今の外為市場。 米ドル100円、ユーロ130円、ポンド140円。 これらの大台が、今後の各外貨の行方を占う指標になるだろう。 |
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