1169 F1オーストラリアGP予選結果 はくぶん 2009-03-28 16:57:58
今日、予選が行われ、明日の決勝レースでのスターティング・グリッドが決まった模様。
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PP:バトン(ブラウンGP)
2:バリチェロ(ブラウンGP)
3:ベッテル(レッドブル)
4:クビサ(BMWザウバー)
5:ロズベルグ(ウィリアムズ)
6:グロック(トヨタ)
7:マッサ(フェラーリ)
8:トゥルーリ(トヨタ)
9:ライコネン(フェラーリ)
10:ウェバー(レッドブル)
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最後まで身売り先が決まらず、結局ホンダからロス・ブラウンが買い取り、
昨年の実績はあるものの、今季は新規扱いの旧ホンダ・チームが、なんとワンツー。
テスト走行の段階から他チームを圧倒して、
台風の目になると予想されていたが、
まさにその通りの結果となった。

これが何故ホンダ時代には出来なかったのか不思議だ。

ベッテルはレッドブルに移っても、やはり速かったか。
今季はかなり上位に食い込んでくる予感。

他はまあそこそこ順当な結果といったところだが、
問題はフェラーリとマクラーレン。

7番手と9番手のフェラーリ。
開幕で2台共こんな後方スタートのフェラーリは見たことがない。
開発が上手く行かなかったのか、調整が間に合わなかったのか。
いずれにせよ、苦しい初戦となることは確実。

フェラーリ以上に深刻なのがマクラーレン。
テスト走行の段階で、不調であることが伝えられていた。
ヨーロッパラウンドに入るまでは他チームと勝負にならないと、
チーム内に半ば諦めムードも漂っていたらしい。

一説には不調を装ったチーム戦略ではないかという噂も流れたが、
この結果を見る限りでは、不調はどうやら本当だった模様。

昨年のワールドチャンピオンであるハミルトンも、
昨年初優勝を飾るなど、非常に活躍したコバライネンも、
今回の上位グリッドには名前がない。

マクラーレン絶体絶命のピンチか?

そう言えばもう一人、アロンソの名前もない。
昨シーズンとは違い、オフの間に充分開発に関わることができたはずなのに、
これは一体どういうことなのだろうか?

いずれにせよ、今季のチャンピオン争いは、
昨年以上に最後まで相当荒れそうな気がする。
ハミルトン、マッサ、クビサ、アロンソに加え、
ベッテルやロズベルグも絡んでくるのでは?

もし、ブラウンGPの強さが本物で、バトンまで入ってくると、
まさに群雄割拠の戦国時代の到来ということになる。
そうなればこれ以上ない最高に嬉しい展開なのだが。
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