1217 | ゼネラルモーターズ | はくぶん | 2009-04-08 22:38:50 |
アメリカの自動車メーカー最大手ゼネラルモーターズが、 破産法の申請に向け真剣に準備しているらしい。 米政府から公的資金投入を受ける条件として、 再建策を5月末までに提出しなければならないことになっているが、 アメリカ政府が要求している課題をクリアできない可能性が高いという。 何十年もの間、最大手の座にあぐらをかいて、 時代に即した開発をして来なかったメーカーが、 そんなに短期間で再建策を見出せるわけがない。 もちろん、そんなことはアメリカ政府もわかっているのだろうが、 破産法を申請した場合の影響が大きいことから、救済の手を差し伸べている。 しかし、時代はGMを必要としていない。 もし仮に5月末までに再建策が提出できたとしても、 そんな将来に可能性のない企業に、巨額の公的資金を投入して、 果たしてアメリカのためになるのかどうか疑問だ。 延命治療を続けても、金をドブに捨てるようなもので、 将来に繋がらない救済はただ国民を苦しめるだけ。 そういう結果になることは目に見えている。 腐った膿は出さなければならない。 たとえ痛みを伴おうと、出さなければ回復に向かわない。 GMの破産法申請、それがアメリカにとって最良の選択肢なのではないだろうか。 |
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