1300 F1バーレーンGP決勝結果 はくぶん 2009-04-27 01:58:40
F1第4戦バーレーンGP決勝の結果は以下の通り。
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優勝:バトン(ブラウンGP)
2位:ベッテル(レッドブル)
3位:トゥルーリ(トヨタ)
4位:ハミルトン(マクラーレン)
5位:バリチェロ(ブラウンGP)
6位:ライコネン(フェラーリ)
7位:グロック(トヨタ)
8位:アロンソ(ルノー)
9位:ロズベルグ(ウィリアムズ)
10位:ピケ(ルノー)
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ブラウンGP強し。
今季4戦目にして3勝目を獲得。
中盤からバトンは2位以下を大きく引き離して一人旅。
危なげない走りでそのままチェッカーを受けた。

その速さが象徴的だったのは、
トップを走っていたバトンが、フェラーリのマッサを周回遅れにしたシーン。
フェラーリが周回遅れになるなど、誰が想像しただろうか。

今日はフェラーリ総帥のルカ・モンテツェモロ会長が観戦に来ていたらしい。
その眼前でのマッサの周回遅れ。
今季不振に喘ぐフェラーリの姿を目の当たりにして、
モンテツェモロの心中はどうだったのだろうか。
そんな中で唯一の救いは、ライコネンが今季初ポイントを獲得したこと。
しかし、名門フェラーリはそんなことくらいじゃ納得はしないだろう。

フロントローからスタートしたトヨタの2台。
初優勝なるかと期待されたが、最初のピットインで逆転され、
そのまま最後まで挽回できずにフィニッシュ。
ピット戦略に課題を残したレースだった。

クビサとハイドフェルドが18位と19位。
リタイアした中嶋一貴を除けば最下位。
フォースインディアやトロロッソより下なんて、
本当にBMWザウバーはどうなっちまったのだろうか。

ドライバーズポイント。
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1位:31 バトン(ブラウンGP)
2位:19 バリチェロ(ブラウンGP)
3位:18 ベッテル(レッドブル)
4位:14.5 トゥルーリ(トヨタ)
5位:12 グロック(トヨタ)
6位:9.5 ウェバー(レッドブル)
7位: 9 ハミルトン(マクラーレン)
8位: 5 アロンソ(ルノー)
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新3強と言われるブラウンGP、レッドブル、トヨタ。
さすがに上位はすべてこの3チームで固められている。

コンストラクターズポイント。
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1位:50 ブラウンGP
2位:27.5 レッドブル
3位:26.5 トヨタ
4位:13 マクラーレン
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当然ながらコンストラクターズも3強が独占状態。
と言うより、ブラウンGPの独走状態。
まるでMシューマッハ全盛時代のフェラーリのようだ。

今回は波乱のないレース展開だった。
リタイアも中嶋一貴の一人だけ。
フライアウェイの4戦はこれで終了。
次回からはヨーロッパラウンド。

独走するブラウンGPを止めるのはどのチームか。
レッドブル、トヨタはブラウンGPを越えられるか。
フェラーリ、マクラーレンに復活はあるのか。

次回、F1第5戦スペインGPは5月10日。
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