1423 本気のフェラーリ はくぶん 2009-05-19 02:31:51
FIAによる予算削減案に真っ向から反対しているフェラーリ。
もし強行に踏み切るなら、F1撤退も辞さない姿勢。

フェラーリにとっておよそ容認できる額ではない予算の上限。
今まで数百億円とも言われていた予算が、たった58億円。
金にものを言わせて常にF1をリードしてきた最古参チームにとって、
それは開発を止め、標準チームに成り下がれと言われているようなものだろう。

世界不況の折り、コスト削減の必要性をフェラーリ自身も認めてはいるものの、
今までのわずか1/4という削減予算ではF1運営そのものが成り立たない。
下手をすると、二人のドライバに支払う年俸だけで上限に達するかもしれない。

唯一開催当初から参戦し続けているチームに撤退などあり得ないとたかをくくるFIA首脳。
その一方で、フェラーリがいなくてもF1は出来ると豪語する強気の姿勢。

世界一の名誉とプライドを賭けて、イタリアの至宝フェラーリは、
今F1界の首領に真っ向から対決を挑んでいる。
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