1448 ユーザーアカウント はくぶん 2009-05-24 05:03:49
Windowsのユーザーアカウントは、コントロールパネルのユーザーアカウントで作成する。

Windowsの他のバージョンは知らないのでXP Professional Editionについて書く。
画面の指示通りに進めていくと、AdministratorsかUsersのどちらかの権限しか作れない。
ユーザーアカウントの種類という項目を見ればわかるが、この二つは権限が大きく違う。
Administratorsは何でも出来るのに対し、Usersはほとんど何も出来ない。
Usersの場合、最も困るのはアプリが何もインストール出来ないことである。
ただ解凍するだけというアプリなら可能だが、インストーラーが付いているものはすべてダメ。
またメモリやキャッシュ、CPU関係のチューニングも出来ないし、
デフラグやディスククリーンアップすら実行できない。
それらを行うには、すべて管理者権限が必要なのである。

コントロールパネルには管理ツールという項目もある。
この中のコンピュータの管理を開き、ローカルユーザーとグループを開くと、
ユーザーとグループという2つのフォルダーがある。
グループを開くと、そこにXPで設定可能な権限の一覧が並んでいる。
AdministratorsやUsers以外に7つもある。
それぞれ出来ることが若干違うので、ユーザーアカウントを作成する際、
本来ならこのリストから権限の種類を選ばせるべきだろう。
今度はユーザーを開くと、そこには現在登録されているユーザーアカウントが並んでいる。
自分のユーザーアカウントを右クリックし、プロパティを開く。
所属するグループというタブを開くと、自分の権限が表示される。
先のユーザーアカウントの作成で、管理者権限を選択したなら、
ここにはAdministratorsとUsersの両方が並んでいるはずである。
AdministratorsがあればUsersは要らないので削除しても構わない。
もし、制限付きユーザーを選んだのであれば、Usersだけとなっているだろう。
権限を変更したければ、下の追加ボタンや削除ボタンにて変更できる。
追加ボタンを押すと、グループの選択という画面が開いてくるので、
一番下の入力欄(選択するオブジェクト名を入力して下さい)に、
さっき一覧にあった9つのどれかを入力し、OKボタンを押せば、その権限が追加される。
要らない権限は削除ボタンにて削除すればよい。
元々Administratorsは最高権限なので、他の何を追加しようと意味がないが、
Usersの場合、追加する権限の種類によって、出来ることがぐんと増える。
普段使っているユーザーアカウントがAdministratorsだと、
セキュリティ面で問題があるかもしれないので、Power Usersに変更するのが妥当である。
Power Usersではサービスやデバイスはインストールできないようだが、
一般的なアプリはすべてインストール可能である。

虎の穴社のKNJ君は、俺のユーザーアカウントをPower Usersだと言い張っている。
しかし、実際にはアプリは何もインストールできない。
どうせユーザーアカウント作成の際に、制限付きユーザーを選択し、
それがPower Usersだと思い込んでいるのだろう。
もしかしたら、権限の変更方法すら知らないかもしれない。
権限を変更したいのだが、今のUsersでは制限がかかっているため、その変更も出来ない。
それにしても、辞夢の使っているPCの何台かに、
Administratorsが振ってあるのは一体どういうことなんだ?
俺にはPCを管理させず、ほとんど何も知らない女の子には管理させようというのか。
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