1455 モナコGP決勝結果 はくぶん 2009-05-25 01:30:23
F1第6戦モナコGP決勝の結果は以下の通り。
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優勝:バトン(ブラウンGP)
2位:バリチェロ(ブラウンGP)
3位:ライコネン(フェラーリ)
4位:マッサ(フェラーリ)
5位:ウェバー(レッドブル)
6位:ロズベルグ(ウィリアムズ)
7位:アロンソ(ルノー)
8位:ブルデー(トロロッソ)
9位:フィジケラ(フォースインディア)
10位:グロック(トヨタ)
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ブラウンGP強し。
スタートダッシュでトップに立ったバトンは、
2位バリチェロに常に12秒以上のマージンをつけて一人旅。
危なげない走りで自身初となるモナコ・マイスターの栄冠を勝ち取った。
バトンは今季6戦で既に5勝目。
勝率83%以上は全盛期のMシューマッハを上回るペースらしい。
しかも今回もバリチェロとの1-2フィニッシュ。
決勝の半分はブラウンGPの1-2フィニッシュということになる。

フェラーリがようやく復活。
3位と4位は納得のいく結果ではなかったろうが、
今までの不振を考えれば上出来ではないだろうか。
これからのレースでブラウンGPを苦しめる最右翼になるだろう。

ベッテルが早々にリタイアしたレッドブルも、
ウェバーが上位入賞を果たし、新3強の一角を維持している。
トヨタは今回はちょっと残念な結果。
次戦以降の復活に期待したい。

フェラーリとは対照的に、未だ光明の見えないマクラーレン。
昨年のワールドチャンピオンであるハミルトンが、
バトンに周回遅れにされるシーンは象徴的だった。

クビサも一体どうしちゃったのだろうか。
昨年のランキング4位が今季まだノーポイント。

清原が観戦に来ていた。
中嶋一貴の応援らしい。
しかし、一貴は残り2周というところで凡ミスでクラッシュ。
ポイントには手の届かないポジションを走っていたが、
清原には結局いいところを見せられなかった。
そういうところで詰まらないミスをしてると、来年の契約はないかも。

表彰台には今年もグレース・ケリーの姿があった。
モナコGPを飾る一つの華となっている。
モナコでF1が続く限り、いつまでもそこに立ち続けて欲しいものである。

ドライバーズポイント
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1位:51 バトン(ブラウンGP)
2位:35 バリチェロ(ブラウンGP)
3位:23 ベッテル(レッドブル)
4位:19.5 ウェバー(レッドブル)
5位:14.5 トゥルーリ(トヨタ)
6位:12 グロック(トヨタ)
7位:11 アロンソ(ルノー)
8位:9 ライコネン(フェラーリ)
8位:9 ハミルトン(マクラーレン)
10位:8 マッサ(フェラーリ)
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今回ベッテルがリタイアでノーポイントだったので、
バトンとバリチェロが大きくリードを広げた。
他のチームが追い上げて来るにしても、
優勝を重ねなければバトンに追いつくのは不可能。
安定した走りを見せるバトンは、
本当に今季ワールドチャンピオンを獲得するんじゃないか。

コンストラクターズポイント
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1位:86 ブラウンGP
2位:47.5 レッドブル
3位:26.5 トヨタ
4位:17 フェラーリ
5位:13 マクラーレン
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断トツのブラウンGP。
Mシューマッハ全盛時代のフェラーリのような勢い。
コンストラクターズで150ポイント以上獲得も夢ではないだろう。
今季ブラウンGPは新記録を樹立するかもしれない。

次戦トルコGPは6月7日。
イスタンブール・サーキットでトップチェッカーを受けるのは、
果たしてバトンかベッテルか、はたまたライコネンか。
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