1663 好き嫌い はくぶん 2009-07-12 01:39:21
世の中には誰でも嫌いな人間がいるものだが、
実は自分自身の嫌いな部分を相手も持っているから、その人間が嫌いなのだそうだ。
自分の嫌いな部分を相手の中に見るので、その人間が嫌いになるらしい。

自分など人の好き嫌いがはっきりしている方だが、
ということは、自分の中に好きな部分と嫌いな部分が、
明確に存在しているということになる。
言われてみれば、確かにその通りだ。

ニュートンは人間嫌いで有名だったようだが、
あの天才物理学者は自分自身が大嫌いだったということか。

自己評価の高い人間は、恋人しろ友人にしろ、自分と似た相手を選ぶ傾向にあり、
逆に自己評価の低い人間は、自分とは違った相手を選ぶ傾向にあるという。
相手への自己投影・・・これも見事に当てはまっている。

嫌いな人間のいない者というのは、
つまり自分に嫌いな部分のない人間ということになるが、
果たしてそんな人間が世の中にいるのだろうか。
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