1732 F1ハンガリーGP決勝結果 はくぶん 2009-07-27 02:07:31
F1第10戦ハンガリーGP決勝の結果は次の通り。
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優勝:ハミルトン(マクラーレン)
2位:ライコネン(フェラーリ)
3位:ウェバー(レッドブル)
4位:ロズベルグ(ウィリアムズ)
5位:コバライネン(マクラーレン)
6位:グロック(トヨタ)
7位:バトン(ブラウンGP)
8位:トゥルーリ(トヨタ)
9位:中嶋一貴(ウィリアムズ)
10位:バリチェロ(ブラウンGP)
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ポールポジションスタートのアロンソは、
ピット作業のミスで走行中に右フロントタイヤを飛ばし、
再びピットに戻るも、その後すぐにリタイア。

ベッテルもオープニングラップでライコネンに接触され、
サスペンションにダメージを負い、その後リタイア。

ハミルトンはアロンソがリタイアした後は、常にトップをキープ。
危なげない走りでライコネンを寄せ付けず、そのままチェッカー。
コバライネンの5位といい、マクラーレンが完全復活したように見える。

フェラーリもライコネンの2位は復活の証か。
昨日のクラッシュで実は頭蓋骨を骨折し、
緊急手術となったマッサの走りは見られなかったが、
ここ2、3戦のフェラーリの速さを見ていると、どうやら本物の様である。

今回、ウェバーは3位に食い込んだが、
ピット作業や走りに関して良いところのなかったレッドブル。
前回、前々回が完璧だっただけに、好調をキープするのは至難の業なのだろう。

気温や路面温度の高い状況でも勝てないブラウンGP。
インタビューで、序盤のマシンとは別物の感じがすると言っていたバトン。
今後、ますます苦しい状況に追いやられていくような予感がする。
バトン、バリチェロ共に以前の冴えは全く感じられない。

今日がデビュー戦となったアルグエルスアリ。
史上最年少デビュー記録らしいが、チームメイトのブエミより上の15位フィニッシュとなった。

ドライバーズポイント
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1位:70 バトン(ブラウンGP)
2位:51.5 ウェバー(レッドブル)
3位:47 ベッテル(レッドブル)
4位:44 バリチェロ(ブラウンGP)
5位:25.5 ロズベルグ(ウィリアムズ)
6位:22.5 トゥルーリ(トヨタ)
7位:22 マッサ(フェラーリ)
8位:19 ハミルトン(マクラーレン)
9位:18 ライコネン(フェラーリ)
10位:16 グロック(トヨタ)
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ここ数戦全く良い所なしという状況が続いているが、
前半の貯金がものを言って、未だポイントリーダーのバトン。
ブラウンGPとレッドブルが上位4位までを占めているが、
復活したマクラーレン、フェラーリを相手に、
これからどこまでそれを維持できるか楽しみなところ。
特にブラウンGPはスランプ気味なので、
この機に乗じて他チームがどこまでポイントを伸ばせるか。
ワールドチャンピオンとまでは行かなくても、
前半とはガラリと違った展開が期待できそうである。
あと7戦を残して、ワールドチャンピオンの行方は、
バトン、ウェバー、ベッテルの3人に絞られた感がある。

コンストラクターズポイント
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1位:114 ブラウンGP
2位:98.5 レッドブル
3位:40 フェラーリ
4位:38.5 トヨタ
5位:24 マクラーレン
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ちょっと手の届きそうにない他チーム。
コンストラクターズもブラウンGPとレッドブルの一騎打ち。
ただし、他チームが1-2フィニッシュを連発し始めると、
2台分のポイントが加算されるシステムだけに、
これから追いつくことも、あながち不可能とは言い切れない。

次回、F1第11戦ヨーロッパGPは、スペインのバレンシアで開催される公道レース。
今日から約1ヶ月も先の8月23日。

F1も暫く夏休み。
日曜日の夜が詰まらなくなるなあ。
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