1970 音楽 はくぶん 2009-09-19 23:39:58
今日、自分の曲を聴きながら、ふと思ったことは、
自分の中に音楽がある時、自分は一番幸せな状態にあるんだろうということ。

結婚する前は、自分の中に常に音楽が流れていた。
いくらでもメロディは浮かんだ。
頭の中が音楽という活性剤で満たされていた。
同時にそれは生活の潤滑剤でもあったのだろう。

結婚して音楽は消えた。
6年間の結婚生活で出来た曲は僅かに1曲。
それも未だに完成はしていない。

コード感が消え、メロディは浮かばなくなり、音階も不安定に。
いつの間にか音楽を楽しむことができなくなった。

他人の曲であろうと、自分の曲であろうと関係ない。
自分の中に常に音楽が流れている状態が、精神的にも肉体的にも健康な状態。
それはまるで血液が体内を循環しているようなもの。

学生時代、ビリー・ジョエルが好きな後輩がいた。
ビリーの曲を聴きながら東京の街を歩いていると、
まるで自分がニューヨークの街並みを歩いているような気分になる、
と言っていたのを思い出す。

その気持ちは自分にもよくわかった。
それ程、音楽というものは人の想像力をかき立てる。
そして、その想像力が活力の源となり、創造力をも生み出す。

子供の頃から音楽は好きだった。
自分が健康であるためには、文字でも絵でもなく、音楽が必須栄養素なのだと、
今さらながら感じる今日この頃である。
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