202 ベルギーGP決勝結果 はくぶん 2008-09-08 02:00:12
1周が最も長いスパフランコルシャン。
雨が降ると波乱の展開となる名物コース通り、
結果的には荒れたレースとなった。

トップチェッカーを受けたのはハミルトンだったが、
その後の裁定で、25秒加算のペナルティを受け、
最終的な順位は以下の通り。
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優勝:マッサ(フェラーリ)
2位:ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位:ハミルトン(マクラーレン)
4位:アロンソ(ルノー)
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このレースを見ていて、つくづく感じたのは、
ライコネンは本当にツキに見放されているということ。
ラスト3〜4周までの力強い走りを見ていて、
クラッシュ&リタイアする結末を誰が想像できただろうか。
最後の最後、ラスト2周で雨に祟られたライコネン。
彼にもうちょっと冷静さが残っていたら、
順位よりもポイント獲得を優先する走りが出来たはず。
不調な時は、そういう判断も鈍ってしまうものである。

というわけで、ドライバーズ・ポイントは、
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1位:80 ハミルトン(マクラーレン)
2位:72 マッサ(フェラーリ)
3位:58 クビサ(BMWザウバー)
4位:57 ライコネン(フェラーリ)
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という順位。コンストラクターズは相変わらず
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1位:129 フェラーリ
2位:123 マクラーレン
3位:105 BMWザウバー
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で、ポイント差は変動してはいるが面白くもなんともないね。

ドライバーズはハミルトンとマッサが一歩抜きん出た感じ。
今後リタイア等のアクシデントがない限り、
このどちらかがワールド・チャンピオンだろう。
ライコネンは今回のベルギーGPで優勝争いから脱落した感が強いね。
しかし、大詰めになればなるほどプレッシャーのかかるワールドチャンピオン。
ハミルトンもマッサも、それを乗り越えた経験がないので、
残りの5戦にライコネンにチャンスがないわけではない。
でもなあ、運が地に落ち過ぎているからなあ、今の彼は。

次回は来週9/14深夜、イタリアGP。
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