2215 | 外為情報 | はくぶん | 2009-11-08 03:09:14 |
10月下旬頃に一時的に上昇した米ドル、ユーロ、ポンドだが、 11月に入ってから再び値を下げ始めている。 アメリカは失業問題が深刻で、失業率はすでに10%を越えている。 アメリカでは1982年から1983年にかけて10%を越えたことがあると言うが、 10人に1人が失業状態にあるなど、尋常な国家状態ではない。 米ドルの下がる要因はもちろんこれだろう。 しかし、トヨタやブリヂストンのF1撤退に象徴されるように、 日本経済に於いても好材料は何もない。 米ドルが円に対して値を下げるのはわかるが、 ユーロやポンドまで下がる理由がわからない。 日本経済がヨーロッパ経済よりも良いとは思えないからだ。 今や経済がどれだけ良くなったかで為替が上下するのではなく、 酷い他よりどれだけマシかで上下する消極的な相場になっている感じだ。 果たしていつになったらこの世界恐慌状態は終わるのだろうか。 |
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