2223 | 命名 | はくぶん | 2009-11-11 02:26:44 |
イギリスで今年生まれた男の赤ちゃんにジェンソンと名付ける親が増えているらしい。 今年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンにちなんでのことである。 昨年、ルイス・ハミルトンがF1ワールドチャンピオンを獲得した時は、 男の子にルイスと名付ける親が多かったらしい。 イギリスでは2年連続のF1ワールドチャンピオン輩出に、 命名熱も沸き立っているといったところだろう。 こういう部分では、日本人もイギリス人も考えることは同じということか。 それにしても、たかだか1回ワールドチャンピオンになったくらいで、 その人間の名前を自分の子供に付けるというのも解せない話だ。 ファッションにも流行り廃りがあるように、人間にも人生の波がある。 ルイスもジェンソンも、今はいいかもしれないが、 この先、例えば落ちぶれて悲惨な人生を歩むかもしれない。 もしそうなった場合、その人間にちなんで名付けられた子供達は、 一体どんな思いで自分の名前を見つめるのだろうか。 すでに亡くなっている過去の偉人達の名前を付けるのはいいだろう。 彼らの人生はもうすべて終わっているのだから、それで判断できる。 しかし、今現在生きている人間の名前を付けるのはどうだろう。 彼らの未来には何の保証もないのである。 日本では荒木・松坂にちなんで、大輔と名付ける親が多かった。 両名ともこのまま何事も無く、その人生を終えれば、 その子供達にとって幸いである。 |
|||
メッセージ文字数:589/615 | |||