2851 和歌山より はくぶん 2010-04-16 21:58:50
21時前に帰宅。

今朝、オカンから連絡があり、急きょ和歌山へ。
以前にも書いたが、くも膜下出血には第2のヤマ場がある。
血管の太さが徐々に細くなっていき、ある時期を過ぎるとまた元に戻るのだそうだ。
手術後3〜4日後から収縮が始まり、2〜3週間で元に戻るらしい。
くも膜下出血になると100%この症状が起こるが、原因は未だ不明とのこと。

正常に収縮し、その後拡張するなら何の問題もないのだが、
患者によっては収縮し過ぎて、脳硬塞と同じ症状を引き起こすことがあるらしい。

親父が手術してから2週間が過ぎようとしている。
術後の経過としては順調だったのだが、この収縮が少し長引いている上に、
ここ数日、通常より収縮しており、拡張する兆候が見えないので、
医者が念のため家族に来てもらうようにオカンに言ったらしい。

もちろん、直ぐに命がどうのという状況ではないらしいし、
明日になれば休日なので、明日帰ることも考えたのだが、
心配性のオカンがオロオロしている上に、
珍しく親父が俺に会いたがっていることや、
そういうことがきっかけとなり、拡張が始まることもあるというので、
今日も会社を休んで帰ることにした。

確か息子の時も医者が同じようなことを言っていたなあと、
そんなことを思い出しながら。

昼頃に病室に着いたら親父はピンピンしていた。
随分前から病院内を歩いているのは知っていたが、
おいおい、本当に俺が来なきゃいけない状況なのか、と思うくらい。
オカンも明るい顔をして落ち着いている。
もう大丈夫みたい、だと。
ん??????

病室に来た医者に聞いてみると、午前中に拡張の兆しが見え始めたとのこと。
一度拡張が始まると、ほぼ大丈夫らしい。
血管が少し収縮し過ぎたことによる障害も、
今のところ、どこにも見当たらないと言う。

なに?それなら俺が帰って来る必要なんかなかったじゃねえか。
そんなことを考えながらも、せっかく帰って来たので、
夕方過ぎまで病室にいて、21時前に家に帰って来た。

まったく人騒がせな、と思う反面、
まあ、何もなくて良かったな、親父、と。

和歌山にしては可愛いナースのお姉ちゃんが一人いたな。
ついでにそんなことも考えながら・・・
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