2967 F1第5戦スペインGP予選結果 はくぶん 2010-05-09 00:22:10
アジアラウンド前半4戦が終わり、これからヨーロッパラウンドへ。
3週間振りにシリーズは再開され、いよいよ本格的な戦いへと突入して行く。
その初戦を飾るF1第5戦スペインGP。
その予選結果は以下の通り。

PPウェバーレッドブル
2ベッテルレッドブル
3ハミルトンマクラーレン
4アロンソフェラーリ
5バトンマクラーレン
6シューマッハメルセデス
7クビサルノー
8ロズベルグメルセデス
9マッサフェラーリ
10小林 可夢偉BMWザウバー
11スーティルフォースインディア
12デ・ラ・ロサBMWザウバー
13ヒュルケンベルグウィリアムズ
14ペトロフルノー
15ブエミトロロッソ
16アルグエルスアリトロロッソ
17リウッツィフォースインディア
18バリチェロウィリアムズ
19トゥルーリロータス
20コバライネンロータス
21グロックヴァージン
22グラッシヴァージン
23チャンドクヒスパニア
24セナヒスパニア

相変わらずレッドブル強し。今回も最前列を独占した。
ウェバーが今季3度目のポールポジションを獲得している。
開幕戦よりレッドブルが依然としてポールポジションを独占し続けている。
そんな中、ハミルトンやアロンソも順当な位置に付けている。
バントが依然好調なのには驚かさせるが、チームメイトのハミルトンも好調なので、
Fダクトという秘密兵器によりマクラーレン自体が好調なのだろうと思われる。

今回はロズベルグを上回ったシューマッハ。
バトンに合わせて開発されたと言われる今季のメルセデスのマシン。
ここに来て新しいシャーシが投入され、
ようやくマシンのセッティングが合って来たものと思われる。
これまでのレース結果に、地元ドイツでも遺憾の声が強いF1への復帰参戦。
しかし、さすがは史上最多のワールドチャンピオン、これから本領発揮というところか。

信頼性に欠けていたフェラーリのエンジン。
レギュレーションにより、シーズン中のエンジン開発は禁じられているが、
信頼性回復のためとしてFIAにより特別に改良が認められた。
以前からそうだが、ここらあたりにもFIAによるフェラーリ優遇措置が垣間見られる。
現FIA会長は、元フェラーリのジャン・トッド。
マックス・モズレーなら、どう結論を出したのだろうか。
今回もアロンソは上位に位置しているが、マッサは9番手と出遅れている。
同じフェラーリ・エンジンを積んでいるBMWザウバーが今回好調なのを考えると、
フェラーリはエンジンの信頼性向上に成功したのではないかと思われる。
ただ、本当に信頼性回復のための改良だったかどうかは疑問だが。
噂ではマッサの代わりとしてクビサと契約を交したとも言われているフェラーリ。
ルノーという非力なマシンを駆りながらも、最近では上位の常連となりつつあるクビサ。
今後のマッサの今後の動向が注目される。

アロンソがホームグランプリを飾るか、ベッテルがそれを阻止するか。
はたまたマクラーレンがFダクトの威力を発揮し、その2チームを抑えるのか。

F1第5戦スペインGP決勝の模様は、例によって明日23時50分より関テレで。
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