2994 MR.BIG はくぶん 2010-05-20 00:55:42
この蒸し暑さは一体何なんだ。
もう梅雨に入ったかのような湿気。

エアコンをかけないと蒸し蒸ししていられない。

リビングと寝室のエアコン両方とも冷房全開。
それでも風呂上りはちょうどいいくらいだから、
こりゃまったく梅雨じゃないか。

今降っている雨は、明日の午前中には上がるだろうか。
天気予報では曇り時々雨。

まさか明日もこんな蒸し暑さが続くのか?

昨日、“Tribute to Van Halen”と一緒に、
実はもう一枚CDを買って来た。

MR.BIGのベストアルバム。

テクニシャンの集まりというだけで、
昔はそれほど興味がなかった。
知っている曲といえば“To Be With You”とあと数曲。
“To Be With You”は大ヒット曲だから、
ロック好きなら誰でも知っている。

ビリー・シーハンがビリー・シーンと読み方を変えたのも気に入らなかった。
彼は今でも自分の中では、タラスのビリー・シーハン。
そう言えば、ウルリッヒ・ロートも今ではウリ・ジョン・ロート。
スコーピオンズのウルリッヒ・ロートのままでよかったじゃないか。

昔からの癖だが、アルバムを1枚通して聴くことができない。
アルバム中にいい曲を見つけたりすると、
そこで立ち止まって、その曲を何回、何十回と聴いてしまう。
その曲だけ聴いて終わってしまうこともある。

レッド・ツェッペリンの3枚目がまさにそう。
今でも“Immigrant Song”しか聴かない。
アルバムの曲をばら売りしてくれたらと、いつも思う。

“To Be With You”だけ聴いて終わってしまうのかと思いきや、
“Take Cover”という曲を見出して、今夜はそれをリピート。
ギターのリフがもったいない。
もっといい曲になるはずなのに、サビがしょぼい。
俺ならそんなメロディは乗っけない。
そんなことを考えながら、結局今夜はその曲で終わってしまうだろう。

またも1枚通して聴けなかった。

アルバムというのは不思議なもので、
最初に好きになった曲が、何年経っても一番好きということは少ない。
最終的に一番好きになる曲は、
最初はあまり強烈な印象の残らなかった曲であることが多い。

自分にとって自然だったから、強烈な印象を感じなかったのか。

“Immigrant Song”は最初聴いた時は宗教音楽だと思った。
むしろ聴いていて気持ち悪いくらいだった。
自分には合わない曲だと思った。

しかし、ある時を境に印象がガラリと変わった。

この辺の感覚は、人に対する最初の印象と、
時が経つにつれて見えてくる本当の相性に似ている。
そういう点では、曲も人も同じなのかもしれない。

“Take Cover”はこれから何年経っても、この印象のままだろうか。
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