3006 数学 はくぶん 2010-05-23 18:37:29
今日は予報通りずっと雨が降っている。
結構激しく降っている。
まったく止む気配がない。

昨日に比べたら、今日はちょっと肌寒いくらいの気温。
5月は普通こんなもんじゃないかな。

妹から電話が掛かって来ていたので何かと思ったら、
姪の数学でわからない問題があるので教えてくれと。
今年から高校生の姪。

集合か。
そんな範囲が高校にあったかどうか思い出せないが、
とりあえず問題を聞いてみると、集合と言うより数の性質に近い問題。
最後は因数分解で答えが出る。

もう1問は完全に場合の数。
場合分けの仕方さえわかれば、あとは単なる掛け算。
しかし、それも中学では習ってないと言う。
100通り以上を樹形図書いて調べるわけにもいかんだろう。

昔はどちらも中3に教えていたけどなあ。
いやいや、中学入試に出て来てもおかしくない問題。
パーミュテーションやコンビネーションなど、高校の範囲まで踏み込んで教えていた。
じゃなきゃ上位校なんて受からない。

しかし、その当時ですら驚いたのは、
受験科の小6にパップス・ギュルダンの定理を教えていた数学科の御大。
中3にメネラウスやチェバの定理を教えるのは当り前になっていたが、
高校でも習わないパップス・ギュルダンの定理を小6に教えるとは。
でも、開成や麻布、桜蔭を受けるなら必要なんだと。

教える方も教える方だが、それを理解する小6も、なんて奴らだと思ったことがある。
東工大出身の新米先生も、それを聞いてビックリしていたなあ。
ただ、もう一人の御大は、そんなものは必要ない、と言っていたが・・・

それに比べたら、今のゆとり教育って何なんだろうかと思ってしまう。
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