3075 F1第8戦カナダGP予選結果 はくぶん 2010-06-13 07:37:46
2年振りの開催となるF1第8戦カナダGP。
しばしばセーフティカーが出動する荒れた展開の多いジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、
2007年にクビサが大クラッシュを演じたことでも有名な難コース。
今回も滑るマシンをコントロールするのに、各ドライバとも苦労していたようだ。
その公式予選の結果は以下の通り。

PPハミルトンマクラーレン
2ウェバーレッドブル
3ベッテルレッドブル
4アロンソフェラーリ
5バトンマクラーレン
6リウッツィフォースインディア
7マッサフェラーリ
8クビサルノー
9スーティルフォースインディア
10ロズベルグメルセデス
11バリチェロウィリアムズ
12ヒュルケンベルグウィリアムズ
13シューマッハメルセデス
14ペトロフルノー
15ブエミトロロッソ
16アルグエルスアリトロロッソ
17デ・ラ・ロサBMWザウバー
18小林 可夢偉BMWザウバー
19コバライネンロータス
20トゥルーリロータス
21グロックヴァージン
22セナヒスパニア
23グラッシヴァージン
24チャンドクヒスパニア

開幕戦以来続いて来たレッドブルによる連続ポールポジション独占は、
遂にマクラーレンのハミルトンによって止められた。
現時点で最速とされるマクラーレンがポールを取ることは何も不思議ではないが、
今までレッドブルが予選で圧倒的な速さを誇っていたため、
遂にマクラーレンにしてやられたかという印象の方が大きい。
しかし、このところ3戦連続でポールを取っていたウェバーが、
今回もベッテルを上回って2番手に食い込んでいるあたり、その好調振りが伺える。

不振に喘ぐフェラーリだが、今回はアロンソが4番手に食い込んでいる。
前回のトルコでは、予選、決勝共に不甲斐ない結果に終わったアロンソだが、
2週間で修正して来るあたり、さすがはアロンソと言えるだろう。
マッサも7位には入っているものの、フォースインディアより下。
まだフェラーリの復調には時間が掛かるものと思われる。

そのフォースインディアも、今回はスーティルよりリウィツィの方が上。
チームメイト・バトルが始まりそうな予感がある。

いつもなら第3のチームとして健闘して来たメルセデスが、今回はフェラーリより下。
ロズベルグはかろうじてトップ10に入ったものの、シューマッハは13番手。
ここカナダから、またロズベルグ優勢の状況が復活するのだろうか。

非力なルノーにあって、予選8番手と安定感のある走りを続けているクビサ。
2007年の悪夢が残っておらず、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを期待する。

F1第8戦カナダGP決勝の模様は、アメリカ大陸ということで、
いつもより放映が1時間遅く、今日0時50分より関テレで。
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