3230 F1第10戦イギリスGP予選結果 はくぶん 2010-07-11 00:11:02
高速のシルバーストーン・サーキットで争われるF1第10戦イギリスGP。
F1に於いて長い歴史を持ちながらも、バーニー・エクレストンとの確執により、
昨シーズンを最後にF1開催が打ち切りとなったシルバーストーン。
当初ドニントンパークが新たな開催地として予定されていたが、
改修工事や立地条件などの問題で断念せざるを得なくなり、
急きょシルバーストーンが開催予定に組み込まれることになった。

名門シルバーストーンでの2010年の予選結果は以下の通り。

PPベッテルレッドブル
2ウェバーレッドブル
3アロンソフェラーリ
4ハミルトンマクラーレン
5ロズベルグメルセデス
6クビサルノー
7マッサフェラーリ
8バリチェロウィリアムズ
9デ・ラ・ロサBMWザウバー
10シューマッハメルセデス
11スーティルフォースインディア
12小林 可夢偉BMWザウバー
13ヒュルケンベルグウィリアムズ
14バトンマクラーレン
15リウッツィフォースインディア
16ペトロフルノー
17ブエミトロロッソ
18アルグエルスアリトロロッソ
19コバライネンロータス
20グロックヴァージン
21トゥルーリロータス
22グラッシヴァージン
23チャンドクヒスパニア
24山本 左近ヒスパニア

今回ヒスパニアレーシングからは、ブルーノ・セナの代わりに山本左近が参戦している。
突然のドライバ交代に関して、ヒスパニアから詳しい説明は何も為されていないということだが、
巷ではブルーノ・セナのスポンサー問題がその原因ではないかと噂されている。
いずれにせよ久し振りのF1復帰を果たした左近。
ぜひ頑張ってもらいたいが、予選でどうやら首を傷めた模様。
チームからの突然の指名に、身体面の準備が充分に出来ていなかったようだ。

ポールポジションはベッテル。
2番手のウェバーと共に最前列をレッドブルが独占したことになる。
最近、少し翳りが見え始めた感のあったレッドブルの速さだが、
高速のシルバーストーンでフロントローを独占するあたり、
まだまだレッドブルの勢いは健在と言っていいだろう。

3番手にはアロンソが入り、4番手にはハミルトンが入っている。
逆にそれぞれのチームメイトであるマッサは7番手、バトンに至っては14番手と冴えない。
同じマシンを駆るとはいえ、高速での明暗がはっきり出た形となった。
アロンソが3番手に食い込んで来ているあたり、フェラーリの復活は近いかもしれない。

可夢偉は今回12番手と、同僚デ・ラ・ロサよりも後ろ。
前回7位フィニッシュで6ポイントを獲得したことを考えると、
今回は何とも不甲斐ない予選結果と言えるだろう。
決勝の結果がどうなるかはまだわからないが、こんな風に好不調を繰り返していると、
いつまで経っても勢いの波に乗れずにシーズンが終わってしまう可能性が高い。
決勝での奮闘に期待したい。

サッカーW杯決勝戦と時間的にも完全に重なってしまうという不運の放映だが、
F1の方はビデオに録って、後日ゆっくり観ることにしよう。

F1第10戦イギリスGP決勝の模様は、明日深夜2時から関テレで。
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