3570 F1第18戦ブラジルGP予選結果 はくぶん 2010-11-07 11:43:58
インテルラゴスサーキットで争われるF1第18戦ブラジルGP。
路面が少し濡れている状態で行われた公式予選は、タイヤ選びの難しいレースとなった。

その予選結果は以下の通り。

PPヒュルケンベルグウィリアムズ
2ベッテルレッドブル
3ウェバーレッドブル
4ハミルトンマクラーレン
5アロンソフェラーリ
6バリチェロウィリアムズ
7クビサルノー
8シューマッハメルセデス
9マッサフェラーリ
10ペトロフルノー
11バトンマクラーレン
12小林 可夢偉BMWザウバー
13ロズベルグメルセデス
14アルグエルスアリトロロッソ
15ブエミトロロッソ
16ハイドフェルドBMWザウバー
17リウッツィフォースインディア
18スーティルフォースインディア
19グロックヴァージン
20トゥルーリロータス
21コバライネンロータス
22ディ・グラッシヴァージン
23クリエンヒスパニア
24セナヒスパニア

並みいる強豪を抑えてルーキーのヒュルケンベルグが、初ポールポジションを獲得した。
ウィリアムズがポールポジションを獲得するのは、
1999年フランスGPでのバリチェロ以来、実に11年ぶりの快挙であるらしい。
2番手にはベッテル、3番手にはウェバーというレッドブル勢。
4番手にはハミルトン、5番手にアロンソと、ここまではいつもの通りだが、
6番手に、クビサやシューマッハを抑えてバリチェロが食い込んでいる。
ウィリアムズは今回何か画期的なアップデートでも施したのか、
トップ10内に両ドライバが入る異例の結果を叩き出している。

可夢偉は12番手と今回も奮わなかった。
予選ではマシンのセットアップが不完全だったとのことだが、
雨が降るかもしれない今夜のインテルラゴス。
決勝での可夢偉の持ち前の勝負強さに期待したい。

前回のシンガポールGPで欠場し、今回も欠場となった山本左近。
前回は食あたりのためとの発表があったが、今回はなにも言及されていない。
ヒスパニアレーシング内に確執でもあるのか、まったく謎の交代である。
遠征が続くためとの憶測も流れているが、
とにかく今回も引き続きクリエンがステアリングを握る。

目下ポイントリーダーのアロンソが5番手と、なかなか面白い結果となった今回の予選。
ウェバーにはアロンソに追い付くチャンスがあり、ベッテルにも差を縮める絶好の機会。
2010年シリーズも残すところ後2戦。
このレースでアロンソが優勝すれば、アロンソのワールドチャンピオンが決まる。
たとえ2位以下でも、他のドライバの結果次第では決まってしまう。
このレース結果がワールドチャンピオンの行方をほぼ決定付けると言っていいだろう。
そんな非常に重要な一戦。

現時点でのドライバーズポイントはこうなっている。
1位231フェルナンド・アロンソフェラーリ
2位220マーク・ウェバーレッドブル
3位210ルイス・ハミルトンマクラーレン
4位206セバスチャン・ベッテルレッドブル
5位189ジェンソン・バトンマクラーレン
6位143フェリッペ・マッサフェラーリ
7位124ロバート・クビサルノー
8位122ニコ・ロズベルグメルセデス
9位66ミハエル・シューマッハメルセデス
10位47ルーベンス・バリチェロウィリアムズ
10位47エイドリアン・スーティルフォースインディア
12位31小林 可夢偉BMWザウバー
13位21ビタントニオ・リウッツィフォースインディア
14位19ヴィタリー・ペトロフルノー
15位18ニコ・ヒュルケンベルグウィリアムズ
16位8セバスチャン・ブエミトロロッソ
17位6ペドロ・デ・ラ・ロサBMWザウバー
17位6ニック・ハイドフェルドBMWザウバー
19位3ハイメ・アルグエルスアリトロロッソ

そして、今季のポイント制度はこうだ。
優勝25
2位18
3位15
4位12
5位10
6位8
7位6
8位4
9位2
10位1

アロンソとウェバーの一騎討ちの様相を呈して来た2010年シリーズ。
逃げるアロンソ、追うウェバー。
ハミルトンやベッテルにも可能性はまだ残ってはいるが・・・
インテルラゴスで表彰台の最も高い所に立つドライバは一体誰なんだろうか。

F1第18戦ブラジルGP決勝の模様は、今夜0時55分より関テレで。
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