363 英語 はくぶん 2008-10-21 22:58:15
〜するとき、〜したとき、を表す接続詞は、
日本の英語教育ではwhenと習うが、
スペイン人、イタリア人、フィリピン人はなぜかonceを使う。

もちろん他にもonceを使っている国はあるだろう。
これだけ広い地域でonceが使われていると、
whenが果たして一般的なのかどうかも疑問になってくる。

アメリカ人はonceを使わずwhenを使うようだ。
しかし、アメリカ人がwhenを使う場合でも、
日本の受験英語のようにwhen+主語+動詞であることは少なく、
when+動名詞またはwhen+名詞である場合が多い。

〜に到着するは日本ではarrive atという風に習う。
at以外の前置詞だと、まず正解にはならない。
しかし、アメリカ人の英語だとarrive inだのarrive toだの、
前置詞の用法も柔軟であり、むしろatにはお目にかからない。

イタリア人の書いている英語など、文法的に無茶苦茶な部分もあるが、
それでも世界で立派に商売できているのだから問題ないのだろう。

英和辞典通りの文章にお目にかかるより、
直感とフィーリングで書いたような文章の方が多いような気がする。

考えてみれば、日本人だって文法通りの日本語を喋っている訳ではないのだから、
要は相手に伝わるか伝わらないか、そこが肝心なんだよな。
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