4131 F1第18戦アブダビGP決勝 はくぶん 2011-11-14 02:32:51
オープニングラップで右リアタイヤをバーストさせ、
そのままリタイアしたベッテル。
これにより、ミハエル・シューマッハに並ぶ年間最多優勝記録への夢は消えた。

ベッテルが消えた後のレース。
優勝はハミルトンとアロンソの一騎打ち。
そして、最後まで安定感を失わなかったハミルトンが、
終始アロンソをリードし、今季3勝目を飾った。

以下、2位アロンソ、3位バトン、4位ウェバー、5位マッサ。
3強チームが上位を独占した形となった。

小林可夢偉も今回は10位入賞で、久々にポイント獲得。
最終戦ブラジルGPに向けて、少し勢いがついたかもしれない。

今季はベッテルがいると、常に安定した走りでトップを維持し、
観ていてあまり面白くないレース展開となるのだが、
逆にベッテルがいないと、なぜか主役不在という感じで、
レースそのものに物足りなさを感じる。

数年前まではまだまだ脇役という感じのベッテルだったが、
今やF1の主役として堂々とした存在感を与える。
アロンソ、ハミルトン、バトン、シューマッハと、
他にワールドチャンピオンが4人もいる現在のF1シリーズの中でも、
ベッテルのワールドチャンピオンとしての存在は一際大きいと言えるだろう。
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