4769 道元 はくぶん 2013-11-04 07:00:44
ある言葉の意味を調べていたら、
偶然“正法眼蔵随聞記”という書物の解説ページに行き当たった。
どうやら道元の弟子が記した書物らしい。
読んだことはないが、道元の語録集らしく、孔子の論語みたいなものだろう。
そのまま通り過ぎようとしたが、この書物の中でも有名とされる一文が紹介されていた。

此心 あながちに切なるもの とげずと云ことなき也

大学受験時代に、古文で読んだこの一文。
誰の言葉か分からなかったが、あまりの素晴らしさに感動し、
ずっと今日まで忘れず覚えていた。
正法眼蔵随聞記という書物に納められた、道元の言葉だったのか。
何かようやく一つの事をやり遂げたような気持ちになった。
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