4873 | 民間機 | はくぶん | 2013-11-27 04:07:27 |
中国の駐日大使が、中国の定めた防空識別圏に於いて、 日本の民間機の飛行を妨げない、と表明したことにより、 日本の航空4社は、それまで中国政府の要請で提出していた飛行計画を、 今後は提出しない方針を固めた。 もちろんそれは中国の定めた防空識別圏を認めない日本政府の要請でもあるのだが、 中国の駐日大使がそう発言しただけで、特に民間機に護衛を付けるわけでもないし、 防空識別圏を通過しない飛行コースに変更するわけでもない。 もし民間機が中国軍の攻撃を受け、撃墜でもされたらどうするのだろうか? 駐日大使がそう表明したからといって、 彼は政府の最高責任者でもなければ、軍の最高指揮官でもない。 いざとなれば、彼の発言など簡単に無視される可能性があの国には大いにある。 更に、たとえ民間機が撃墜されたとしても、 日本政府は見せしめのために駐日大使を処刑したりはしないだろう。 せいぜい駐日大使や中国政府に対して、遺憾の意を表明するくらいが関の山である。 経済制裁も行わないだろうし、援助も打ち切らないだろう。 ましてや武力で報復措置に出るなど絶対にあり得ない選択だろう。 そこまで見透かされてるんだよ。 暫くそのコースを飛ぶ民間機には乗らないことだろう。 外交に関して歯がゆいくらい無能な日本政府が、 いくら安全だと主張したところで、相手は嘘つき大国中国。 撃墜されても、首相が責任をとって切腹するわけでもなし。 いくら遺憾の意を表明されても、命は帰って来ないのだから。 |
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