4896 | インド | はくぶん | 2013-12-02 05:10:49 |
近年IT大国と呼ばれるインド。 IT関連への進出が目覚しい。 しかし、彼らがIT産業に向かう理由は、 むしろネガティブなものであると言える。 現在も依然として残り続けるカースト制度。 その身分に生まれたら、死ぬまでその身分。 親がその仕事なら、子供もその仕事を受け継ぐ。 他の階層に移る事も、他の仕事に就くこともできない。 そんな閉鎖的な社会にあって、唯一選択の自由が認められているのがIT産業なのだそうだ。 だから下層階級の人々は、世襲の仕事から逃げるようにIT業界に集まる。 まるで駆け込み寺のような存在。 インドがIT大国として成功した背景には、そんな宗教的差別があったということだ。 |
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