5093 | 運動備忘録 | はくぶん | 2014-01-09 15:32:05 |
冬は寒いので、体が震えますよね。この時、自分の体の中で体温を上げようとする動きがあり、結果、代謝は上がります。なのに、どうして体重が増えるんですか? 外出しないからです。外出しなければ体も震えないだろうし、代謝も落ちていく。したがって、熱効率は悪くなっていく。 20分以上運動して、初めて脂肪が燃焼し始める、なんて話を聞きます。でも、そんな事実はないらしい。100メートル競争などの無酸素運動でも、1パーセントくらいは脂肪も燃えます。ただピークを考えると、20分以上の継続により『脂肪4:糖6』の割合で燃えていくようになります。 心拍数120〜140拍/分が脂肪燃焼しやすい運動のレベルとされているらしい。走りながら会話ができるくらいのレベルだとイメージしてください。 冬は、体が震えて縮こまりますよね。体内を温めようとし、全身で熱を生み出そうとする。したがって、手先に血液が回っていない状態になります。秋から冬にかけて起こる冷え性は、まさにこうした現象の一つです。さらに人間の体は、動かしていないと毛細血管の数が少なくなってきます。ということは全身に熱が回らないから、代謝も下がっていく。 一日一回運動すると、体はその熱をおよそ24時間持ち続けます。ということは、運動している人の方がしていない人より一日における燃焼カロリーが多くなりますよね。だいたい、約2倍は燃焼します。 上記の内容とまとめると、こういうことになるだろうか。 冬に外出すれば、体温を上げようとして代謝が上がる。 走りながら会話できるくらいの強度の弱い運動が、最もよく脂肪を燃焼させる。 1日1回運動すると、その熱を24時間持ち続けるので、結果的に運動しない日の2倍のカロリーを燃焼することになる。 実は冬場の運動は、脂肪を燃焼させるためには、夏場より効果的であるということだ。 |
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