5095 | たかじんメモ | はくぶん | 2014-01-10 05:06:32 |
たかじんは繊細。要するに、気が小さい男だった。 ある筆者がこんな風に振り返る。 初対面の時に低姿勢で彼に接していたら、「銀座に飲みに行こう」なんて展開にならなかったと思う。 たかじんとの初対面についてもそう語る。 たかじんは、威圧してくるタイプに弱い。テレビ局や大阪の北新地のクラブ街での武勇伝をよく聞いたが、テレビ局ではスタッフにナメられないように強気に出る。クラブでは酔った勢いで相手を威圧する。それが、結果的に“たかじん神話”として流布されるようになり、業界内で恐れられるようになった。つまり、自分を強く見せる術を知っていたのだと思う。 本来は気が小さかったので、常に虚勢を張っていたんだね。 それがあの歯に衣着せぬ辛辣トークの原動力だったのかもしれない。 そして、たかじんは東京嫌いとも言われていたが・・・ 実は東京進出を目論んで、水面下ではいろいろ動いていたようだ。 しかし、それらは結局実を結ぶことはなく、 在京テレビ局にたかじんアレルギーが生まれてしまった経緯もあり、 ヒット曲“東京”を出す1年程前に、東京進出は諦めてしまったようである。 その筆者にはそんなことを語っていたようだ。 たかじんは東京嫌いどころか、東京へ行きたかったんだね。 普段あまり表面には出て来なかったたかじんという人間の素顔。 たかじんは好きだっただけに、その裏の顔や素顔は、 実は自分がもっと知りたかった部分でもあったのだ。 これからいろんな話が出て来ることを期待している。 |
|||
メッセージ文字数:615/636 | |||