5114 | バイドゥIME | はくぶん | 2014-01-13 16:17:56 |
中国製日本語入力ソフト“バイドゥIME”がインストールされていたPCが、 各都道府県の官公庁で1000台以上もあることが判明した。 実際、通信記録を残している熊本県が調べたところ、 280MBの文字情報がバイドゥ側サーバへ送信されていたらしい。 熊本県庁では、全ての部局で、PC内にこのソフトが見つかったようだ。 これに関して、二つの疑問がある。 一つ目は、元々WindowsにはIMEが標準搭載されているのに、 なぜわざわざ中国製の日本語入力ソフトをインストールする必要があったのか。 そして、もしIMEに何か不都合があり、 代替ソフトを導入しなければならなかったのなら、 なぜこんなフリーソフトを選んだのかだ。 官公庁なら予算的に民間ほど厳しくはないはず。 わざわざフリーソフトを選ばずとも、他に選択肢はいくらでもあったはずである。 そして二つ目は、官公庁にもシステムエンジニアは常駐しているだろうし、 システム業者も参入しているだろう。 なぜデータが送信されていることに、何年も誰も気が付かなかったのか。 熊本県庁は通信記録を取ってあったというが、 それは実際にはシステムエンジニアか、システム業者が取っていたものだろう。 そのデータを見て、おかしいと思わなかったのだろうか。 それとも、ただ記録を残しているというだけで、 データの中身は誰も点検してはいなかったのだろうか。 |
|||
メッセージ文字数:570/593 | |||