5248 | 自分 | はくぶん | 2014-02-14 00:14:54 |
自分というものは内側から見れないから分からないんだろうな。 外側から見れれば、他人がいつも自分に対して行っている対応や反応が、すぐに理解できるんだろう。 そして自分のどこを直し、何がそのままでいいのかも分かるんだろう。 常に自分自身を外側から見ているという人がいた。 比喩的表現であるのはもちろんだが、そんな感覚で日常を過ごすようになったら、 物事が上手く行き始めたらしい。 夏目漱石は則天去私という生き方を理想とした。 自分を去り、天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと、だそうだ。 この二人は同じ事を実践していたように思う。 自分を去る。 自分から離れる。 自分というものは自分にとって、常に邪魔な存在でしかないのだろうか。 |
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