5250 | 交わらない平行線 | はくぶん | 2014-02-14 00:44:04 |
自民党大阪府連が、来る大阪市長選で、橋下徹に対立候補を立てない方針を決めた。 何の大儀も必要性もない一人相撲の出直し選挙だけに、 一人で勝手にやってくれ、という考えは理解できる。 空回りを繰り返して消耗し衰退していくのを待つ、 という仲達のような戦略も理解できる。 しかし、対立候補を立てないことに関して、住民の理解が得られないようだ。 それも当然と言えば当然だろう。 政策が相反する相手候補に対して対立候補を立てないということは、 怠慢と受け取られてしまう可能性を是認しているということだからだ。 戦略的には対立候補など立てない方がいいだろう。 負けたら後が面倒だし、勝ってもあまりメリットがないように思われる。 しかし、政治家としての筋からすると立てるのが当然だろう。 政策で相反する候補を黙認していたら、何のために政治家になったのかという根本理念が問われることになる。 難しいね。 しかし、立てない方がいいだろう。 一年も経てば、住民はそんな矛盾など忘れてしまう。 それでなくても、ここは大阪なんだから。 |
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