5287 緊張 はくぶん 2014-02-22 05:44:39
フィギュア女子シングルで、SPが大失敗に終わった浅田真央。
演技後のインタビューで、何故だか分からないが、身体が思うように動かなかった。
そういう不自然な発言をしていた。
しかし、それは明らかに緊張である。
誰にでもある、本番での緊張である。
彼女は、なぜ「緊張して失敗した」とはっきり言わなかったのだろうか。
緊張したと言えない裏事情でもあるのだろうか。

フリーでは微妙なミスはあったものの、無難にすべてのジャンプを成功させた。
緊張しなかったから身体が動いたのだ。
もう金メダルは関係なくなったから、リラックスして飛べたのだ。
ただそれだけのことだ。

それにしても、トリプルアクセルを含めた史上初の8トリプルを飛びながら、それでも得点がトップではない。
アデリナ・ソトニコワ149.95
キム・ヨナ144.19
浅田真央142.71

ロシアのソトニコワの得点は八百長だとしても、大したジャンプを飛ばないキム・ヨナの方が1.5ポイントも上だという事実。
浅田真央より常に上である。
高度なジャンプを飛んでも無意味と思われるくらい、常にキム・ヨナの方が上である。
浅田真央はジャンプにこだわったが、金メダルを狙うなら、他にすべきことがあったんじゃないかとも思う。

日本は伊藤みどりのトリプルアクセル以来、ジャンプにこだわり続けているが、それで金メダルが取れるなら、もうとっくに取っているだろう。
先には安藤美姫が4回転を成功させているし、それで金メダルのはずだ。
しかし、金メダルを取るのは、優勝するのは、常に高度なジャンプを飛ばない選手ばかりである。
今回の浅田真央の教訓を次に活かすため、何かを見直すべきなんじゃないかと思われる。
メッセージ文字数:695/892