5330 オスカー・ワイルド はくぶん 2014-03-05 02:31:53
アイルランドの詩人、劇作家でオスカー・ワイルドという人物がいる。
実は作品自体は全く読んだことはないのだが、名言集の類いで彼の言葉はよく見かける。
その中に、一般的に言われている事柄とは逆のことを言っているのだが、それが意外と真実を突いているものを見つけたので紹介したいと思う。

・道徳は、われわれが個人的に好かない人たちに対してとる態度だ。
・素顔で語る時、人はもっとも本音から遠ざかるが、仮面を与えれば、真実を語りだす。
・義務はひとが他人から期待するものだ。
・関心を全然持たない人々に対しては、つねに親切でありうる。
・人が徹底的に馬鹿なことをするときは、常に気高き動機からによるものである。
・一貫性とは、想像力のない者の最後の逃げ場所である。
・楽観主義の基本は真の恐怖である。
・野望とは、失敗した者の最後の逃げ場所である。
・他人の悲劇は、常にうんざりするほど月並みである。
・女は愛されるようにできているので、理解されるようにはできていない。
・外見で人を判断しないのは愚か者である。
・人々が私に賛成するときはいつも、私は自分が間違っているに違いないと感じる。
・経験とは、皆が失敗につける名前のことだ。
・仕事とは、他になすべきことを持たない人々の逃げ場である。
・人間は自分の敵を選ぶことにあまりにも不注意だ。
・現代の道徳は、現代の基準を受け入れる点にある。いやしくも教養のある人間にとって、現代の基準を受け入れるということは、愚劣きわまる不道徳のひとつの形式だと思う。
・道義心と臆病は、実は同じ事だ。
・流行は見るに堪えられないほど醜い外貌をしているので、六ヶ月ごとに変えなければならないのだ。

さて、あなたはいくつ賛同できるだろうか?
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