5583 | 煩雑 | はくぶん | 2014-05-08 00:22:33 |
知能の低い人間は煩雑なのが好きだという仮説を持っている。 適度に隙間があって、整然としているのが不安なのである。 色々山のように詰まっていなければ不安なのである。 だから、あたふたするような状況を好んで作り出す。 それは仕方ないことではなく、自ら望んだ結果なのだ。 質より量にこだわる。 量を増やそうと思ったら、詰め込むことになる。 適度な詰め込みでは不安は解消されないから、限界まで詰め込んで、これが自分の限界なのだと自分自身に言い聞かせて、ようやく安心するのである。 いくら手足を動かしていても、効率的でなければ何の意味もない。 いくら手足を動かしていても、やり直しばかりでは意味がない。 しかし、彼らはそうは考えない。 効率より手足を動かしていない自分に対する不安が、詰め込むことによって消えるなら、効率など無視してもいいのである。 知能の低い人間は煩雑が好きだ。 いや、煩雑の好きな人間は知能が低いのかもしれない。 いずれにせよ、俺とは正反対の考え方だ。 |
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