5677 自信の根底に見下しがある はくぶん 2014-05-30 11:59:54
自信というものは、ある程度見下しの気持ちが入った心理状態ではないかと思う。
尊重する気持ちと両立しないわけではないが、見下しがなければ成り立たないものであるような気がする。
見下しとは軽視と言い換えてもいいかもしれない。
見下しとか軽視という言葉は悪印象の言葉であり、自信という言葉には相応しくないため、それらを結びつけることはしないが、根底に見下しの気持ちがなければ自信はあり得ないだろう。
見下しとは、そのものを否定する態度ではなく、上から見下ろす見方である。
自信が出て来たということは、そのものに対する見下しが始まったということであり、見上げていた視点の位置が変化したということである。
世の中には良い意味での見下しもあるということである。
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