5890 野々村竜太郎 はくぶん 2014-07-08 04:29:41
号泣議員、野々村竜太郎。
政務活動費に関する記者会見で、彼は色んなわけの分からぬことを言ったが、その中で一つ気になったものがある。

「縁もゆかりもない西宮市民の皆さまに選出されて、やっと議員になったんです」

そのまま聞き流すと、別に何ともないセンテンスに聞こえるかもしれないが、「縁もゆかりもない」「やっと議員になった」という二つの部分に、西宮市民を利用して、ようやく野望を実現させた、というニュアンスを感じないだろうか。

号泣するシーンは衝撃的で印象的だったろうが、俺はそんなシーンより、この一言の方が断然印象的である。
やっと議員になった。
色々な問題を解決するために、度重なる落選にもめげず、努力に努力を重ねて議員になったと、彼は説明しているが、先の文脈からそんなニュアンスは欠片も感じない。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった橋下徹率いる大阪維新の会になぞらえて西ノ宮維新の会という会派を立ち上げ、西ノ宮市民を騙し、ようやく野望を成し遂げた。
そう言っているようにしか聞こえないのだが。

そんな人間でなければ、こんな名刺を作るはずがない。


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