ワールドカップ決勝トーナメント対ウルグアイ戦で華麗なボレーシュートを決め、一躍脚光を浴びたコロンビアのMFハメス・ロドリゲス。
現在はフランス・リーグのASモナコに所属しているが、これをあのレアル・マドリーが狙っているらしい。
狙っていると言うより、もう既に交渉段階に入っており、レアル・マドリー移籍を希望しているハメス・ロドリゲス獲得は時間の問題と言える。
しかし、考えて見れば不思議なものだ。
ASモナコと言えば、フランス・リーグでも上位チーム。
当然ハメス・ロドリゲスという選手がいることくらい以前から知られているだろう。
そして、彼の力量なら、フランス国内の試合に於いても当然スーパープレイが披露され、既に注目されいても何もおかしくはないと考えられるからである。
それが、今になって、ワールドカップのあのゴールがあって初めてレアル・マドリーが興味を示す。
何か意外なものを感じた。
ワールドカップは確かに戦場であると同時に市場でもあると言われる。
そこに出場して初めて世界に注目される選手もいる。
マイナーリーグのマイナークラブなら、そんな出世劇も頷ける。
しかし、フランス・リーグもASモナコも、そこまでマイナーな存在ではない。
ビッグクラブは世界中を見ているようで、実はほとんど何も見ていないのかもしれない。
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