6003 | 共通意識 | はくぶん | 2014-07-28 13:05:03 |
共通の認識のない、共通の感覚のない国民は、国民として存在意義があるのだろうか。 為政者にとっては、そこに人間が存在し、納税さえしてくれれば、むしろ認識や感覚は異なってくれていた方が安全であると言える。 為政者の最も恐れる団結による反乱が起きにくいからである。 しかし、もしオリンピックが開かれても、自国の選手を応援せず、むしろ外国の選手を応援する人間ばかりになってしまったら、その国は一体何のための国なんだろうか。 若干の例外を除いて、人間は国籍を選べない。 同じ国籍を持つという共通意識の下、ナショナリズムも生まれる。 それが強すぎると危険であるという教訓は過去にいくらでもある。 しかし、それが弱すぎるとどうなるかという例は過去に殆ど無いのではないかと思われる。 |
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