6063 | エボラ出血熱 | はくぶん | 2014-08-13 00:31:27 |
アフリカのいくつかの国で爆発的流行を見せている死の病“エボラ出血熱”。 かつては空気感染するだとか、感染してから数日で死亡するだとか、とにかく最も恐ろしい病気として全世界を恐怖に陥れたこともあった。 20年以上前に公開された映画“アウトブレイク”は、このエボラ出血熱をモチーフにしていると言われている。 長い間、この病気に関しては新たなニュースもなく、既に地球上から根絶されたのかと思っていたら、然に非ず。 ここに来て、この病気に関するニュースが、連日の如く検索エンジンのトップページを賑わせている。 アフリカで医療活動を行っている“国境なき医師団”の中に、不運にも感染してしまった者も少なくない。 感染の疑いがあり、母国に帰国した者もいる。 そして、遂にスペインでこの病による初の死亡者も出たようだ。 WHOはこの事態を非常に重く見て、エボラ未承認薬を条件付きで容認すると発表したらしい。 今まで治療薬がないと言われていたエボラ出血熱だが、どうやら承認薬がないだけで、開発段階の未承認薬は存在していた模様。 スペインで死亡者が出た以上、もうアフリカだけの病とは言っていられない。 日本に入って来たら、こんな密集した国のこと、爆発的に感染者が増えるのは目に見えている。 この病気に関しては、あまり詳しい内容は報じられていない現状ではあるが、とにかく感染者の入国は厳しくチェックしてもらいたいと思う。 感染力の弱いエイズなど比べものにならない恐ろしい病気である。 ノストラダムスが予言した人類を滅ぼす“恐怖の大王”とは、本当はこれのことだったのかと思う日が決して訪れないことを祈るばかりである。 |
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