6085 | 人混み | はくぶん | 2014-08-17 01:46:36 |
人々は、流行っているところ、混んでいるところ、忙しそうなところが好きなようだが、俺は逆にそういうところは避けようする気持ちが働く。 流行っていれば人は多い。 混んでいればゆっくり楽しめない。 忙しそうなら御座成りな対応しかされない。 残念ながら、それが真実だからだ。 昔から人混みを人ゴミだと思っている俺は、人で溢れ返っているところは大嫌いなのだ。 当然夕方のスーパーや商店街なども大嫌いである。 空いている時に行くべし。 空いている所へ行くべし。 空いていれば、混んでいる時、いや、普段ではあり得ないような対応をされることもある。 普段は百人千人の中の一人でも、その時だけは特別な一人なのである。 人集りを見ると、血が騒いで、居ても立ってもいられないという人もいる。 人集りを見ると、取り残された気がして、参加せずにはいられないという人もいる。 俺は人集りを見ると、逆にうんざりする。 その中へ入っていかなければならない場合など、憂鬱な気分になる。 静かなところが好きなのだ。 静寂の中で育ち、静寂と共に大きくなったから。 人で賑わっているところには活気があり、笑顔がある。 しかし、それは俺にとっては、うるさくて、障害物が多くて、イライラする空間。 俺にとって花火は見るものではなく、上げるものである。 俺にとってライブは観るものではなく、出るものである。 |
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