6091 海水浴場から手榴弾 はくぶん 2014-08-18 03:01:53
17日午前11時ごろ、北海道の歌棄海水浴場で、沖合約15m、水深約40cmの海中に手投げ弾のようなものがあるのを、海水浴客の女性が見つけた。
陸上自衛隊が回収し調べたところ、旧日本軍の97式手投げ弾と判明した。

都会で工事中に地中から不発弾が発見されるという話は珍しくはないが、海水浴場で、しかも水深40cmの海中で手榴弾が発見されるのはなかなかない話だろう。
海水浴場というからには遠浅の砂浜なのだろうが、砂の上に手榴弾が乗っかっていたのだろうか。
もしかしたら、以前に気付いた人間もいたかもしれない。
まさか手榴弾とは思わないにしろ、何か変な物が砂の上にあるぞ、くらいは思ったかもしれない。

それにしても北海道の砂浜海岸に手榴弾とは、妙な取り合わせである。
北海道で陸上戦があったなんて話は聞いたことがないし、訓練所や訓練学校があったという話も聞いたことがない。
自衛隊の遺失物というなら、まだ話は分かるが、旧日本軍の97式手投げ弾というからには、過去の遺物である。
なぜ北海道に手榴弾があるのだろう。
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