630 | 外面 | はくぶん | 2008-11-24 03:02:33 |
外面の良い人間は内面が悪い。 外面が良ければ良いほど内面は醜い。 そして、そういう人間には素直さがない。 人間は本来の状態でいる時、そんなに愛想よくもなければ、 大袈裟でもなく、サービス精神豊かでもない。 自分の事を振り返ってみれば、誰しも思い当たる節はあるだろう。 しかし大抵の人間は、外面が本来の姿であると勘違いし、騙される。 外と内にあまり差がない人間というのは、普段は得てして無愛想である。 自分を飾って良く見せようとする必要がないと思っているからである。 そして、そういう人間はだいたい素直である。 性格の明るい暗いは、上っ面の言葉や行動、態度や表情によって決まるものではない。 それらは往々にして外面である。 性格が明るいとは素直であるということである。 楽しい時は純粋に楽しみ、嫌な事は嫌だとはっきり言える素直さである。 無愛想かもしれないし言葉がぶっきらぼうかもしれないが、 素直な人間というのは外面も内面も無く、最終的には信用できる存在である。 |
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