6443 | 優先順位 | はくぶん | 2015-02-09 19:53:11 |
子供の頃からやりたい事だけをやって来たせいか、物事に対する優先順位の付け方が本当に下手だと思う。 下手と言うより、ほとんど出来ないと言うか、優先順位を付けようと思っていないと言うか。 普通、複数の事柄が同時に飛び込んで来たら、人々はそれを処理するための優先順位を付ける。 これを間違えると時間と労力の無駄に繋がり、効率の悪い対処作業になってしまうからだ。 そして、こういうハンドリングの上手い下手が、会社に於いて昇進の評価基準だったりする。 ハンドリングが上手いという事は、それだけで大きな能力であり、最近の会社が特に求める人材だからである。 同時に飛び込んでくれば、どちらを優先するかを考える。 それくらいは恐らく自分もやっているだろう。 しかし、ちょっとしたタイミングの違いで、後先になってしまった事柄に対して、先に来て既に手を付けている方を中止して、後から来た方を優先するという発想には、どうしても違和感を覚える。 恐らく重要度や緊急性から、後で来たものであっても先に処理する判断を下したのであろう。 やむを得ない理由があって、そのタイミングでしかこちらに渡せなかった事柄なら仕方がないが、充分余裕があるのに、ギリギリのタイミングで持って来て、先にやってくれと言うなら、どんなに重要な相手でも、緊急を要する事柄でも、俺は敢えて先にはやりたくない気持ちにさせられる。 先に持って来た相手は、ルールをしっかり守って、余裕を以て持って来ている。 そっちを重視するべきであると思うからである。 仕事だから堅いことを言わずに、柔軟に考えるべきだろう。 しかし、俺にとって先約は最も優先される条件なのである。 例えどんな相手でも、どんな事柄でも、先にやって欲しければ、早く持って来るべきだと。 |
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