6472 | アカデミー賞受賞脚本家のスピーチ | はくぶん | 2015-02-26 04:59:26 |
第87回アカデミー賞にて脚色賞に選ばれた脚本家グレアム・ムーアが受賞の際に行ったスピーチが、世界中から賞賛を浴びているらしい。 「私は16歳の頃、自殺を図りました。 それは自分があまりにも周りと違い居場所がないと感じていたからです。 でも、今私はここに立っています。 私はこの場を、居場所を見いだせないと感じている子供たちのために捧げたい。 あなたにはもちろん居場所があります。 そのままで、違うままでいてほしい。 あなたが輝くときが必ず来ます。 あなたがこのステージに立った時、どうか次にこのメッセージを繋げてください。 本当にありがとうございます!」 日本人なら逆にこういう過去は隠すだろうか。 晴れやかな舞台に相応しくない内容だと考えるかもしれない。 しかし、それこそがこういう居場所のない人間を作り出している原因なんだということをわかった方がいい。 人それぞれ考え方や感じ方は色々だろうが、常識的という一通りしか認めない。 それが日本である。 そして、それが個性的な人間を疎外し排除していくのである。 平凡な人間は何も生み出しはしない。 何かを生み出すのは、常に疎外し排除された人間達である。 |
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