6497 | スターバックス | はくぶん | 2015-03-13 02:06:01 |
エキサイトにスターバックスに関する記事が載っている。 スターバックスは2007年に業績不振に陥ったことがあります。当時を振り返り、ハワード・シュルツ氏は方向性を見失っていたといいます。「お客様の期待を超えるという本来の在り方を忘れ、利益追求だけを求めるらしからぬ経営状態になっていました」 業績不振に陥った原因が、利益のみを追求していた姿勢にあるというのだが、一体どれだけの企業が客の期待を超えることなど考えているのだろうか。 客の期待を超えるとは、無駄になるかもしれない設備投資を予測・推測段階で行うということである。 現状でも利益は上がっている。 無駄になかもしれない投資を、わざわざ行う必要もないように思われる。 このまま現状を続けていればいいように思われる。 しかし、多くの企業が陥りがちなこの錯覚のために、多くの企業が業績不振に喘ぐようになるのである。 スターバックスも例外ではなかったということだ。 しかし、業績が好調なときに、危機感を持って新たな取り組みを行う者を、俺は見たことがない。 業績如何に関わらず、問題のある部分を改善することに努める者も稀であろう。 下手をすると、そういった者は、社内で異端児・馬鹿者扱いされることすらあるだろう。 業績不振に陥ってから考える。 それが凡人のスタイルである。 労働者の大半な凡人である。 経営者の大半も凡人である。 スターバックスには、日本にはなかなかお目にかかれない類の優秀な人間が居るということである。 |
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