6512 不満はないが満足じゃない はくぶん 2015-03-21 01:34:59
不満はないが満足じゃない。
そんな中途半端な状態がある。
不満がないならいいじゃないかと思うかもしれないが、多少不満があっても満足があった方がいい。
そういう意味で、不満はないが満足じゃない状態というのは、実は意識に上ってこない重大な不満を抱えており、それが原因で満足を得られないという状態ではないかと思うのだ。
多少の不満なら満足を得ることも出来るが、決定的な不満があるので、満足が得られない。
そういう最悪の状態であるということも考えられる。

意識に上って来ない程度の不満なら、大した不満じゃないんじゃないかという反論もあるだろう。
重大な不満なら、必ず意識されるはずだ、という前提に立っているのだろう。
しかし、自分自身にとってあまりにも心の負担になる事は、心の安定のために、逆に意識の中に封じ込めてしまうというような働きもある。
その場合、重大な不満であるにも関わらず、意識はされない。
その結果、不満はないが満足じゃない、というような中途半端な状態が起こるのである。

今日もそうだった。
そして、いつもそうである。
何が不満なんだろうか。
どうすれば満足なんだろうか。
いつもそれが分からない。
俺は一体どうしたいんだろうか。
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