6645 世論調査 はくぶん 2015-05-11 05:54:19
何が争点かも分らないまま、大阪都構想に対する住民投票が来週の日曜日に行われる。
賛成39%に対して反対47%と、反対派が賛成派を上回る結果となった世論調査。
この住民投票に橋下徹が政治生命を賭けているんだとか。
否決されれば政治家を辞めるらしい。
党の最大目標と創業者を一気に失うことになるかもしれない維新の党は、非常に焦っているということだ。

だいたい大阪都になって、特別区が5つ出来て、何がどう変わるのか、具体的な説明がなさ過ぎる。
それが為されなければ、行政サービスが今よりも低下する危険性に対する住民の不安が起こるのは当然である。
今の行政サービスが悪いわけではない。
だったら、どうなるか分らない新体制など要らないと思うのは当然である。

メリットとデメリットをはっきり具体的に説明して来なかったのだから、反対派が多数を占めても全然おかしくはないだろう。
議席数に乗じて、ちょっといい気になり過ぎた感のある維新の党。
そろそろ正味期限は切れたんじゃないだろうか。

それにしても、未だにどういうシステムなのか詳しい説明が為されないまま、住民投票に行かなければならないという中途半端な状態。
そんな中途半端がイコール維新の党の実態であるとも言える。
メッセージ文字数:513/529