6700 日常使うデータ はくぶん 2015-06-25 01:34:33
日常使うもので、SQLに入れておくと便利なものは何だろうかと考えた。
色々あるように思えるが、わざわざSQLに入れておく必要のあるものなど無いような気がする。
数が多いという観点では、郵便番号が該当する。
実際に使われているのは約14万番号とのこと。
確かに14万もあればSQLに入れておいてもいいかなとは思う。
ただ、それほど使う機会があるのかどうかは疑問だが。

現在の郵便番号は7桁で1000万通りの番号が作れるらしい。
確かに0から9までの10個の数字を、7桁に配置すれば、10^7=1000万である。
もちろん、その中には000-0000や999-9999などのような極端な場合も含まれる。
しかし、上述の通り、使われているのは14万通り。
1.4%の使用率。
高々人口1億数千万人しかいない日本人の住所を指し示すのに、1000万通りの受け皿が必要だったのだろうか。
有効利用として7割は超えて欲しいところだ。
単純に47都道府県で割ると、1000万÷47≒21万。
1都道府県あたり、それの7割、つまり14.7万個の郵便番号を使って初めて有効利用と言える。
日本全体で考えると、1億数千万の人口に対して1000万の郵便番号ということは、10数人に対して1つの割り振りということになる。
1世帯4人家族なら、3〜4世帯に対して1つの割り振りという計算だ。
その7割で有効活用と見なしたとしても、4〜5世帯に1つの割り振りになる。
結局7桁も要らなかったんだよな。
世界のIPアドレスは枯渇寸前だが、日本の郵便番号は空きだらけ。
非常に対照的だ。

14万の郵便番号。
SQLに入れておいて、果たして使う機会があるのだろうか。
あるとしても、郵便番号から住所、住所から郵便番号、その二つの検索くらいだろう。
年にそう何回も使わないとなると、わざわざSQLに入れるよりも、テキストファイルで持っていてもいいような気がする。
いちいち開いて見るには容量的に大きいが、スクリプト経由で読み込めば、それほど容量も時間も掛からないだろう。
なんかそんな風に思えて来た。

それなら、日常使うデータで、わざわざSQLに入れてでも、というデータは果たしてあるのだろうか。
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