6800 | 東京五輪エンブレム盗作問題 | はくぶん | 2015-09-02 05:54:44 |
東京五輪の大会エンブレムがパクリであったという事実を認めた製作者の佐野研二郎。 そんな話は既に殆どの日本国民なら知っているだろう。 彼のパクリ一覧がネット上にまとめられていた。 芸術作品はどこか他の作品と似るものである。 今まで誰も表現したことのない作品を作ることなど、逆に不可能であるとも思っている。 発想とは記憶の変形や融合であり、今まで自分が見たり聞いたりしたことのない物を発想することが不可能だからだ。 どんな天才と呼ばれる人間であっても、その発想はどこか誰かの何かに似たところがある。 まあ、世の中にこれだけ芸術作品が溢れているのだから、たとえ偶然であったにしろ、そのどれかと似ていることは、決してあり得ないことでない。 しかし、佐野研二郎の場合は違うだろう。 彼は芸術家ではなく、模写作家である。 これだけ多くの作品が他の作品に似ることは、故意以外にはあり得ない。 ここまで来るとエセ芸術家と言われても仕方がない。 しかし、俺がここで言いたいのは、実はそういうことでもない。 画像の中央部分を見てもらいたい。 実は佐野研二郎自身も盗作品だったのだ。 1908(明治41)年に、米国の女性芸術家フローレンス・プリッツ(E・I・ホースマン)が作ったとされるビリケン像。 それをある夫婦が真似て作った子供が佐野研二郎だったのである。 生まれながらにして背負った盗作という十字架。 今までに色々な盗作品を生み出して来たようだが、オリンピックという世界中が注目する祭典にまで、その癖を使ってしまったのが運の尽き。 さすがに世界の目は誤魔化せなかったようだ。 今やインターネットで簡単に世界の作品が盗用できる時代。 しかし、有名・無名に関わらず、その作品は誰が観ているか分からない。 安易に他人の作品を盗用し、自分の作品として発表する。 そんな人間が東京五輪のエンブレム製作者に選ばれる。 どういう選考が行われているのか、その過程をぜひとも説明してもらいたいものである。 今やネット中に溢れる佐野研二郎への非難の声。 その中で、彼の本質をズバリ言い得たある掲示板への投稿を載せておこう。 「ただのコラ職人じゃねえか(笑)」 引用元はこちら。 なかなか辛辣で笑える。 ちなみに、この佐野研二郎という男、多摩美術大学の教授だそうだ。 専門は“商用コラージュ学”だろうか? |
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