6805 F1の歴史 はくぶん 2015-09-05 10:43:09
過去のF1のレース結果を見て驚いている。
F1の歴史は1950年から始まる。
その頃は、決勝レースが200周などというラップもあったようだ。
しかも、それを1人で走り切ったドライバもいれば、3人が交代でラップを刻んで完走したチームもある。
レギュレーションなどというものは、まだ無かったのだろう。
1960年のモナコGPは、1周3.145kmのあのモンテカルロ市街地コースを100周している。
また、同年のインディ500では、1周4.023kmのインディアナポリスのオーバルコースを200周している。
今と違って、当時は完走が結構少なかったようだ。
どのレースも出走台数の半分くらいしか完走していない。

ホッケンハイムリンクと並び、F1ドイツGPが行われるサーキットとして有名なニュルブルクリンク。
1964年には15周という決勝レース。
やけに周回数が少ないと思ったら、ニュルブルクリンクの1周が22.810km。
現在、F1の最長ラップであるベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットが1周7.004kmなので、22.810kmはその3倍以上の長さである。
今もそのロングコースは残っているが、現在のF1ドイツGPは1984年に新設された5.1kmのGPコースで行われている模様。
1964年のドイツGPの15周に対して、現在のベルギーGPは43周。
当時ドイツGP:22.810×15=342.15
現ベルギーGP:7.004×43=301.172
全長で考えても、やはり1964年の方が長い。
また、マシンの性能も現在とは比べものにならないほど低いので、現在の決勝レースは1時間半くらいだが、当時はどのレースもほぼ2時間を超えている。

なかなか面白いF1の歴史。
もうちょっと詳しく調べてみようと思う。
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