6877 | エボラワクチン | はくぶん | 2015-10-15 03:30:00 |
中国の非上場企業がエボラワクチンの大量生産を計画している。 そのエボラワクチンは中国軍が開発したものらしい。 エボラ出血熱に対して効果のあるワクチンは、以前に一度報道されたことがあるが、中国軍が開発したワクチンが効くという情報は見たことがない。 大量生産はいいが、果たして効くのか? ワクチン製造工場の完成は2017〜2018年を予定しているようだが、生産開始時期は未定とのこと。 このニュース記事は「ただ、西アフリカで猛威を振るったエボラ出血熱の流行は、今年に入ってから下火となっている」と、莫大な利益を目論むこの企業に対して、皮肉たっぷりに結んでいるが、これは頂けない。 ワクチンは流行が来ようが去ろうが、その病気が根絶されるまで恒常的に用意される必要のあるもの。 特にアフリカという公衆衛生も病気に対する知識も不充分な地域では、またいつ流行が始まるか分からない上に、こういう感染率も致死率も高い病気は、一旦流行が始まると、驚くべき速さで拡散する。 従って、下火である今の内に、充分なワクチンを作っておくことは非常に有意義なことなのである。 ただ問題は、そのワクチンが効くワクチンなのかどうか、という点なのである。 中国軍事医学科学院が開発したワクチンらしいが、果たしてそこはどれくらい優秀な機関なのだろうか。 |
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